理学研究院<柴田 助教>

(1)実施体制

所属講座は、「理学研究院 生物科学部門 統合生物学講座」とする。
若手研究者の関連分野の教授をメンターとし、平素の研究教育に関して適切な助言を行う。また、メンターに教授2名程度を加えたTT支援グループを設置し、年に数回程度、研究の進行状況の把握、諸問題点の指摘と改善、研究予算申請の指導、設備や学生指導などに関する助言や積極的なサポートを行う。さらに、TT支援グループに部門内および他部門の教員数名と外部評価委員を加えたTT教員育成委員会の主宰のもと、公開の成果報告会を毎年度開催し、(1) 年間計画のチェック、(2) 研究の進捗状況のチェック、(3) 研究業績の評価、(4) 必要な助言などを行う。メンター、TT支援グループ、TT教員育成委員会の3層からなる指導・点検体制によりきめ細かく適切に指導し、優秀な若手研究教育者の育成を行う。
部局内において自立した研究スペースを確保するとともに、メンターの研究グループ等の実験室を共同利用し、オフィスや休憩室も提供・共有する。また、研究設備に関しては、メンター研究室や部門が保有している設備を積極的に共同利用できるように環境整備を行う。

 

(2)研究計画・概要

自然免疫関連タンパク質の機能解析を行っている。モデル生物としてキイロショウジョウバエを用いて、腸内細菌と宿主との関係や、生体防御タンパク質の生理機能を調べている。TT期間中には、タンパク質糊付け酵素である「トランスグルタミナーゼ」に着目し、本酵素がキイロショウジョウバエの腸内細菌叢におよぼす影響や、腸管免疫における役割を分子レベルで解明している。